更新日:2026.03.08コンドル その3
コンドル その3
施設のことやコンドル飼育の歴史のことしか書いていなかったと気づいた今日この頃みなさまいかがお過ごしですか?
さて、野毛山動物園で飼育するコンドルは雄の翔(29歳)と雌のヘンリエッタ(36歳)になります。翔は1997年に愛媛県立とべ動物園で孵化し、2011年3月に来園しました。来園当初はどこか自信がないように見え臆病な個体でしたが、野毛山での飼育年数とともに精神面も逞しくなり、いまではとてもパワフルな個体となりました。

ヘンリエッタは野毛山動物園で1990年に孵化しました。ヘンリエッタの名前には由来がありますが皆様ご存じだったでしょうか、コンドルの名前の付け方には一定のルールがあったようです。そのルールとは個体登録をした繁殖子にはAから仮名称をつけていくというもの。ローマ字で記載するとHenrietta。アルファベットだとHは8番目、ということはヘンリエッタは野毛山動物園で8番目に個体登録した子となります。過去にいた個体では(A)アンディ(1972年孵化)、(B)バクスター(1975年孵化)、(C)カーター(1979年孵化)、(D)ダグ(1980年孵化)、(E)エレン(1980年孵化)、(F)フレダ(1981年孵化)、 (G)ギルダ(1982年孵化)、(H)ヘンリエッタ(1990年孵化)、(I)記載なし(1991年孵化)、(J)ジュン(1993年孵化)と仮名称をつけられました。
昔からなんでヘンリエッタと付けられたのか気にはなっていましたが、調べてみるとちゃんとした理由があることがわかりました。

また、現在でも野毛山動物園で孵化した個体が国内の他の動物園で元気に暮らしているようです。
そんな野毛山動物園のコンドルたちも野毛山動物園リニューアル計画に基づき、3月末にとくしま動物園へ搬出することとなります。彼らの飼育業務に携われるのも残りわずかとなりますが、搬出するその日まで元気に飼育できるように努めていきたいです。

飼育展示係 大滝